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老後は年金だけで暮らせる?シニアライフを満喫するには貯金3,000万円以上が必要な理由

2016/07/29 節約
この記事は約 11 分で読めます。 778 Views

老後のこと、ご夫婦でちゃんと考えられたことがありますか。日々子育てに追われていると、ついつい老後のことは後回しになってしまいますよね。老後はまだまだ先のことだから、今は子供のために教育資金を貯める方が先と思いますよね。実際、私の周りでも子供の塾のためにパートに出られているママさんが多くいます。

確かに子供のための教育資金は大切です。でも元気に動ける今だからこそ、自分たちの老後についても考えて欲しいんです。老後はどのくらい生活費がかかってくるのか、年金はどのくらい受け取れるのかなど・・・よく貯金が3,000万円あれば老後は生活できるとか聞きますが本当でしょうか。

漠然と考えるのと実際の数字を元に、どのくらいかかるのかを把握していると心構えが違ってきます。今あなたが30歳ならば、定年が65歳だとしたら35年間しか働けません。40歳なら25年間です。数字にすることで老後までの期間・お金を貯めれる期間の短さに気づかされますよね。

子供たちが巣立った後、自分たちが安心して老後を暮らせるにはどのくらいの貯金が必要なのか考えてみませんか。

 

老後の生活費はどれくらいかかるの?

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老後は子供たちが居ない分、教育費が要らなくなるし、食費や光熱費だって断然少なくてすむと思いますよね。また住宅ローンも現役で返し終えている場合は住宅費がかからなくなるはずですよね。

私もファイナンシャルプランナーさんにお話を伺うまでそう思っていました。でも老後にかかってくるお金が実は色々あると言うお話を聞いて驚きました。目からうろこと言うか、盲点に気付かされました。老後って意外にお金がかかるんだなと考えさせられました。

老後ではひと月あたりどのくらいで生活を送れると思いますか。ひと月あたりの支出がつかめないと、本当にどれだけの貯金が必要なのか分からないですよね。貯金のための頑張り度が違ってくると思います。

老後の生活費がどのくらいかかるのか、総務省統計の老後の消費支出が発表されているのでとても参考になると思います。

老後の消費支出の内訳
(平成26年総務省統計 65歳以上二人以上の世帯)

支出 (1)

★食料
食料にかかる支出が意外と高いですよね。健康意識の高まりから身体に良いものを購入するようにもなります。そして、たまには外食を楽しむこともありますからこのくらいかかるのでしょう。出費を抑えたいと言うことならば、回数を減らして自炊することで食費を4~5万円に抑えることは可能だと思われます。

★光熱費
光熱費に関しても意外とかかるものなんですよね。理由として、仕事をリタイヤすると家で過ごす時間が長くなるため、電気代・水道代がかかるようです。また子供たちが巣立っても住まいはそのままの方が多いので、部屋の大きさが適切でないため冷暖房や照明など無駄な電力がかかってしまうことが原因のようです。

でも電気代を気にして夏場エアコンをつけずに過ごして熱中症になっては大変です。室温など確かめながら快適にお過ごしください(^^)

★保険医療
やはり歳をとると健康に不安を感じる方も多くなり、スポーツジムに通ったり、健康維持のためにサプリメントを飲まれる方が多くなるようです。スポーツジムも市営のスポーツジムを使われることで費用も抑えられます。またウォーキングだと無料でできますし、家の中でだとNHKのラジオ体操なども良い健康方法だと思います。生活にあった無理の無い方法で健康は維持できます。

★教育娯楽
仕事をリタイヤすると時間に余裕が出るので、趣味に費やす費用が多くなるようです。社交ダンスや園芸など、今までできなかった趣味を始められる方もいらっしゃいます。

★その他の消費支出
注目すべき「その他の消費支出」がなぜこんなにも高いかと言うと、息子・娘家族へのお誕生日や七五三・クリスマス・入学式などライフイベントに関して費用を出されることが原因のようです。

老後になると七五三・クリスマス・入学式などのライフイベントを孫に対して行うようになるんですね。可愛い孫には誰しも甘くなってしまいますよね。今、おじいちゃん・おばあちゃんが孫にしてくれていることを思うと頷けます。

 

年金で老後の生活をまかなえる?年金の種類と受給額の違い

老後の資金としてあてにしているのが年金という方が多いのではないでしょうか。でも年金は一体いくらぐらい受け取れるのでしょう。年金の加入記録は受け取っていますが、それには年金加入期間やこれまでの保険料納付額は載っていますが年金受給額は載っていません。

だから何となくチェックしてそのままって感じになっちゃいますよね。せっかく老後について気になりだしたのですから調べておきましょう。

平成26年の日本人の平均寿命は男性が80.50歳、女性が86.83歳と男女ともに過去最高を更新しました。超高齢化社会と言われている現代、国別でみても男女ともに世界のトップクラスに入るそうです。このように寿命が伸びているのも医療が進歩したおかげです。

長寿は嬉しいことですが、その分老後のお金を貯めておかないといけないので大変ですが(^^;)

 

加入できる年金の種類。主婦は年金を受け取れるの?

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老後に支給される年金=老齢年金がいくらもらえるのか気になるところですよね。まずは年金の種類・加入者の分類から説明したいと思います。

年金は20歳から60歳まで保険料を納めると、年金を満額受け取ることができます。未納月があると満額受け取ることができませんので、納付できる余裕があるのであれば、納付して年金を満額受け取れるようにしておきましょう。

年金加入者の職業によって加入できる年金が異なり、加入者を下記の3つに分類しています。

 

第1号被保険者・・・20歳~60歳未満の自営業者
         学生・無職の人・フリーター
第2号被保険者・・・厚生年金・共済年金に加入している人

第3号被保険者・・・第2号被保険者に扶養されている配偶者

 

※主婦の方でご主人の扶養に入られている場合は第3号被保険者になり、保険料を納めなくても第2号被保険者であるご主人が負担してくれるので、老後は国民年金を受け取ることができます。

年金の種類は2種類あり、全国民が加入する「国民年金」、会社員・公務員の方が加入している「厚生年金」があります。
会社員・公務員の方は国民年金と厚生年金の両方に加入しているので、年金を受け取る時は老齢厚生年金と国民年金が加算された額を受け取る事ができます。

※平成27年10月からの年金一元化により、公務員が加入していた共済年金が厚生年金へ一本化されました。

 

厚生年金と国民年金の受給額はこんなにも違う!

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働き方によって加入できる年金の種類が違うのは仕方ないことですが、会社勤めも自営の方も一生懸命働いているのに受け取れる年金額が違うのは残念ですよね。受給額は一体どのくらい違ってくるのでしょう。

厚生労働省が発表した平成27年度の国民年金の額は、40年間保険料を支払った場合にひと月に6万5008円受け取れるそうです。夫が厚生年金で40年間専業主婦の妻の場合と、夫婦ともに国民年金の場合とで比較してみましょう。

●厚生年金と国民年金の夫婦の場合
(40年加入の平均標準報酬42.8万円)

老齢厚生年金・・・約9万1,500円
老齢基礎年金・・・約6万5,000円
合    計・・・約15万6,500円

老齢基礎年金・・・約6万5,000円
二人の合計 ・・・約22万1,500円

●夫婦ともに国民年金の場合

老齢基礎年金・・・約6万5,000円

老齢基礎年金・・・約6万5,000円
二人の合計 ・・・約13万円

厚生年金い加入しているご夫婦の場合では二人合わせて月に約22万1,500円受け取ることができます。国民年金のご夫婦の場合では月に約13万円受け取ることができます。

もし年金を平均寿命まで受け取るとどのくらいになるのでしょう。女性の平均寿命が86.83歳なので87歳で計算してみましょう。

●ご主人が厚生年金のご夫婦の場合
87歳-65歳=22年
221,500円×12ヶ月=2,658,000円
2,658,000円×22年=58,476,000円

●国民年金のご夫婦の場合
130,000円×12ヶ月=1,560,000円
1,560,000円×22年=34,320,000円

厚生年金のご夫婦は5,847万円で、国民年金のご夫婦は3,432万円受け取る事ができます。その差2,415万円違ってくるんです。かなりの差に愕然としそうです。これだけ差があるのですから、国民年金のご夫婦は年金の他にその差を埋めるための貯金が必要になってきます。

厚生年金のご夫婦は月に約22万1,500円受け取ることができるから、安心して暮らせそうと思っているならレッドカードです!

なぜなら老後二人暮らしの消費支出では24万2,234円もの支出が出ているのを思い出してください。この夫婦の場合だと約2万500円も毎月赤字になり、この赤字は貯金で穴埋めしていくことになります。

それでは65歳から平均寿命まで生きたとして赤字がどのくらいになるのでしょう。女性の平均寿命が86.83歳なので87歳として計算してみます。

●厚生年金のご夫婦
87歳-65歳=22年
毎月 2万500円の赤字なので一年間で
20,500円×12ヶ月=246,000円
一年間で24万6,000円になります。
それを寿命まで生きたとすると22年間必要になるので
22年間×246,000円=5,412,000円

87歳まで生きると赤字は541万2,000円になります。つまり厚生年金に加入していても6百万以上は貯金が必要になってくるんですね。

国民年金ご夫婦の場合で考えてみます。厚生年金と比べるとその差が9万円になるので、これに毎月2万500円の赤字分を含めるとどのくらい必要になってくるのでしょう。

●国民年金ご夫婦の場合
毎月11万500円不足すると一年間で
11,500円×12ヶ月=1,326,000円
22年間×1,326,000円=29,172,000円

国民年金のご夫婦の場、女性の平均寿命まで生きると約3,000万円ほど年金以外の貯金が必要になってきます。老後の貯金が3,000万円必要というのも分かる気がしますね。最低これだけは貯めておかないと老後難民になってしまうかもしれません。

 

インターネットで年金受給額を確認できる「ねんきんネット」

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大体の年金受給額は分かったけれど、平均報酬額や加入年数が違いますから、自分たち夫婦がどのくらい年金を受け取れるのかを知っておきたくなりますよね。

日本年金機構の「ねんきんネット」サービスは、24時間いつでもインターネットで年金記録を確認できるようになっています。

今までの加入記録にもれや誤りがないか、最新の年金記録の一覧を確認することもできます。そして便利なのが、働きながら年金を受け取った場合の受給額など、将来の人生設計に合わせて条件を設定して年金額をシミュレーションできる点です。シミュレーションの結果をグラフなどで比較することも可能なのでさらに分かりやすくできています。

「ねんきんネット」はパソコンだけでなくスマホでも利用することができますが、年金記録の一覧表示・年金記録照会・パスワードの変更など機能が限られています。

「ねんきんネット」を利用する場合は、日本年金機構のHPの「ねんきんネット」で登録を行ってから使用してください。

ねんきんネット

 

老後にかかる突然の出費項目

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老後の生活費を考える上で欠かせないのが、突然の出費です。日々の生活に関わる支出は大体予想つきますが、ついつい忘れがちになるのが突然の出費で、これが大きな支出になるものなんです。

例えば、孫にかかる費用としてお宮参り・七五三・節句などのライフイベントです。節句などは兜やひな人形などはおじいちゃんやおばあちゃんがプレゼントされる方が多いですよね。また入学祝に関してもまとまった金額を授与される傾向があります。

その他に冠婚葬祭もお付き合いを大切にするうえで大切です。老後の楽しみの一つで海外旅行など行きたいのであれば、それなりに貯めておかないとですね(^^)

住まいに関しては30年以上住まれると修理が必要な個所が出てきますので、住みやすいようにリフォームするとなると500万円ほど必要にもなってきます。また家電製品や車の買い替えも必要になってくるころでしょう。

車検や固定資産税などの税金も頭に置いておかないといけない項目です。このように突然の出費は色々あり、それも踏まえて貯金は目標額以上に貯めておかないといけないんですね。

 

まとめ

総務省統計局の2015年家計調査報告によると、世帯主が60代以上世帯の平均貯蓄高は2,402万円あるそうです。皆さん高齢期の生計の収入源を「公的年金」で支えようと思ってはいるけれど、それだけでは足りないと感じているのでしょう。

30代・40代は中々子育てや住宅ローンの返済などで貯蓄が難しいのが現状ですが、今ならまだ老後に備えて準備ができます。老後の貯金を考えられる方は生活費と一緒の口座では、どれだけ貯金できているのかが分かりにくくなります。老後用の別の口座を用意した方がベストです。

もし真剣に考えてみたいがどのようにしたらいいのか分からない場合は、ファイナンシャルプランナーに頼ってみてはどうでしょうか。ファイナンシャルプランナーは顧客の資産状況・家族構成などをもとに住居や老後など将来に向けて資金計画をアドバイスしてくれる専門家です。

専門家の知恵をかりると見えない部分に気づかされると思いますよ。

30代・40代は年金がどれだけもらえるのか分からないと言われています。3,000万円を目標にしっかりと資金計画をたててシニアライフを満喫しましょう。

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kumi

kumi

面白いこと、楽しいこと大好きな大阪育ちの主婦です。
二人の娘ちゃんの笑顔を栄養に料理、掃除、日々頑張ってます。

週に一度の娘ちゃんのお弁当作りで、オブラートアートを入れるのが密かな楽しみ(^^)
美味しいパン作りが癒しの時間♪

色んなことにアンテナはって情報を配信していきたいと思います。

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